Garmin ForeAthlete 220JをGPSロガーとして使う
Garmin ForeAthlete 220J はランナー専用のGPSウォッチです。
操作方法や機能がランニング向けの割り切ったものになっているため、GPSデータを記録したいだけの場合、少し設定を変更したほうがいいかもしれません。
目的別の設定はない
そもそも220Jにはランナーモードや自転車モードのような用途別に設定を切り替えることはできません。つまり常に1パターンの設定しか保持できないのです。
自動ラップやアラートをオフにする
例えば、旅先での散策や鉄道での移動時などに使いたいときに、GPSロガーとして使いたい場合は、自動ラップをオフにするか、アラートをオフにするだけです。
普段のトレーニングであれば、1km毎に自動でラップを記録するようにされていると思いますが、そのままだと、電車や車での移動は大量のラップが記録されてしまいます。
自動ラップをオフにするか、ラップの距離を変更しておくのがいいでしょう。 また、アラート音やバイブレーションをオフしておくこともできます。
スタートボタンを誤って押さない
以上の変更をしておけば、あとは普通にスタートボタンを押すだけです。
ただし、再びスタートボタンを押すと即停止します。ランニング用途としては当たり前のことですが、GPSログを記録しているときに不用意に停止させないように注意が必要です。
Garmin Connect上での扱い
アクティビティ
220J で生成されたGPSログは、Garmin Connectへ送信されると、ランニングのアクティビティとして取り込まれます。
そのため、Garmin Connect側で、アクティビティの種類を変更する必要があります(ウォーキング、ドライブ、その他、など選択肢は色々ありますが、独自のは作れないようです)。
カレンダー
初期状態ではすべてのアクティビティが表示されます(カレンダーに限った話ではありませんが)。
カレンダーにはランニングしか表示しない場合は、カレンダー左のチェックボックスから不要なものはオフにします。
月間走行距離などのデータが、全アクティビティの合計になってしまうため、ランニングのデータだけを表示するには、画面下の月間合計を変更します。
いまどきはiPhoneなどの携帯でもGPSの記録は取れるので、あえて220Jを使わなくてもいいかもしれません。ただ、携帯はバッテリー切れすると不便なので、220Jのほうが気楽でいいですね。