ランナーならお参りしたい、京都の神社
マラソン大会まで、あと1週間。
いまさら練習不足だとか言って走ってみても、どうしようもありません。
最後の最後は、神頼みということで、先日、ランナー御用達の神社へ行ってきました。
ランナーの神さま
ランナーの神社というのは、京都御所の西にある護王神社です。
こちらの神社は足腰守護のご利益があることで有名で、足腰の病気やけがの回復だけでなく、スポーツ守護のご利益もあるため、スポーツ選手も来られるそうです。
私は、今回で5回目のフルマラソンになりますが、過去4回も、大会前に必ずお参りしてきました。そのおかげで、無事に完走してこられたのではないかと思います。
護王神社の御由来
和気清麻呂公がお祀りされている
護王神社のサイト によると、護王神社は
護王神社は京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座する神社で、平安京の建都に貢献された和気清麻呂公(わけのきよまろこう)をお祀りしています。
http://www.gooujinja.or.jp/yuisho/
とあります。
いのししに護られている
また護王神社は、狛犬の代りに狛イノシシが建てられています。
それは和気清麻呂公が、300頭もの、いのししに助けられたという故事に由来します。 さらに、歩けなくなっていた和気清麻呂公が再び歩けるようになったことで、足腰守護というご利益があるというわけです。
清麻呂公を祀る護王神社には、狛犬の代わりに狛イノシシが建てられ、今も清麻呂公を護り続けています。
いのししにちなんで、神事の日には本物のいのししさんも登場します。
40kmを走ったいのししたち
おもしろいなと思ったのは、
いのししたちは清麻呂公の輿(こし=乗り物)の周りを囲み、道鏡の刺客たちから守りながら、十里(約40km)の道のりを案内してくれたのです。
和気清麻呂公といのしし より
と、なんと、いのししたちが40kmも走ってくれたという部分。
フルマラソンに近い距離です。
ということは、フルマラソンを走るランナーにはさらに御利益があるに違いない、と勝手に願うのであります。
通常のお守りの他に「健脚守」という少しスポーティな柄の入ったお守りもありますので、これを身につけて走るとさらに御利益があるにちがいありません!
あとは走るだけ
マラソン大会を直前に、あせる気持ちはわかります。
あなたは、ベストをつくして練習してきました。
だから、最後は神頼みでいいのです。いい結果がでますように!