ランニング初心者が河川敷を走るときの注意点
今日は雨と雷でジョギングはお休みにしました。雷が鳴るとさすがに無理はできませんよね。つらいところです。
まだランニングを始めたばかりの頃は、どんな所を走っていましたか? とりあえず走り始めなので、家の近所や公園などまずは近場から走り始めることが一般的でしょう。
僕が普段走ることが多いのは京都市内を南北に流れる鴨川です。鴨川の河川敷を走るのは気分も爽快で素晴しい。
ただ、走り始めで不慣れな人が走ると危険なので注意が必要です。
京都の鴨川
京都の鴨川の例では、河川敷が走れるのは、北は上賀茂のほうから、南は桂川との合流付近までで少くとも20キロ以上あります。その中で僕が普段走ったことがあるのは、北は通学橋から南は水鶏橋(くいな橋)か竹田橋付近なので、その範囲内しかわからないのですが、おおまかに分類すると
- 最北の通学橋から御池大橋 → 北エリア
- 御池大橋から塩小路橋 → 中央エリア
- 塩小路橋から最南 → 南エリア
の3つにわかれると思いますので、説明の都合上、エリア名をつけます。それぞれのエリアの特徴を説明します。
北エリア(最北の通学橋から御池大橋)
3つのエリアの中では一番自然が豊富で美しく走っていて気持ちがいい。東西両岸の河川敷を走ることができます。ただしほとんど舗装されておらず、路面はデコボコしている箇所が結構あって注意が必要。
中央エリア(御池大橋から塩小路橋)
基本的に走るのは川の東岸側がメインと思います。路面は舗装させていてるので走るのにはベスト。ただ幅が細めな上に自転車や観光客が多く時間帯によっては注意が必要です。川幅は広くなり繁華街のエリアですね。桜並木が美しい。
南エリア(塩小路橋から最南)
塩小路橋というのはJR京都駅や京都タワーがあるエリアに近い場所です。東岸の河川敷は長らく工事をしていたので、ここから強制的に西岸へ移る必要があったけれど、最近工事も終ってさらに南下できるようになっています。基本的に河川敷は舗装されていると思いますが、工事中の箇所がまだまだあるので、一旦、河川敷から出ないと南下できないと思います。(しばらく走りに行っていないのであいまいですみません)
さらに川幅も広くなり、周辺も工業地帯という感じで北の風景に慣れた僕には、殺伐とした風景に感じます。ランナーの数も少ないし幅も広いので走りやすいです。治安的にどうなのか不安ではあります。
初心者が注意すべきこと
走り始めたばかりの人が、走るべきは舗装した路面です。確かに砂地のほうが脚への衝撃は和らぐのできれいに整地されているのであれば、そのほうがいいのです。
しかし今回紹介した鴨川の北エリアだと、地面がほとんどが砂地でデコボコなのです。自転車の轍のようなものも結構あるので危険なところも多い。
一方、コースとしては素晴しい風景が続いて魅力的なため、老若男女問わず、とてもランナーが多い。走りたい気持ちはすごくわかります。
なので、初心者が注意すべき点をあげておきます。
砂地の荒れたコースは避ける
砂地を下手に走ると足を痛めるので、舗装したコースを走るほうがいい。
轍や段差に注意する
それでも走る場合は、デコボコに足を取られないように慎重に走ります。
雨の後は避ける。
ぬかるみを避けながら走るため、足に余計な負担がかかります。
夜は走らない
路面が見えにくいのは危険なので、舗装したエリアを走りましょう。
まずは脚をつくるところから
僕は走り始めから鴨川を走っていますが、考えてみたらよく脚を痛めていたのは靴のせいだけじゃなくて、こういうボコボコの道だったからじゃないかと思うのです。最初は安全な路面のコースを走って少しはランナー脚?になってから河川敷のデコボココースを走ったほうがいい。結果的には鍛えられてよかったのかもしれないけれど、自分の反省から書いてみました。慣れてしまえば、脚を鍛えるにちょうどいいと思うのだけど、専門家の方からすればどうなんだろうか。砂浜を走るトレーニングもあるようなので、それに近いのかもしれません。
ちなみに鴨川の北エリアは、京都マラソンのコースにも一部採用されているぐらいなので、京都の代表的なコースと言っても過言ではありません。もちろん大会直前にはきとん整地されるので問題ないのだけど、大雨が降ったりするとまた元に戻っちゃうんだな。