大阪マラソン、神戸マラソン、京都マラソンは今までどれぐらい追加抽選をしたのか?

(2017/10/06 追記) 新しい記事 京都マラソン2018の追加抽選はあるか? を書きました。

大阪マラソン、神戸マラソン、京都マラソンは毎回抽選になっていますが、状況によって追加抽選が実施されることがあります。

本抽選で落選してしまった人にとって追加抽選があるかどうかは、わずかな望みとはいえ毎回、気になるものですよね。

というわけで、過去の追加抽選の実施状況と出走者数など調べてみたところ、大会によって傾向に違いがあって興味深いことがわかりました。

公式サイトで公表されている内容から表にしてみました。数値はすべてフルマラソンの個人エントリーだけを拾っています。グループ、ペア駅伝、市民アスリートなどは含めていません。

大阪マラソン

2011年10月30日2012年11月25日2013年10月27日2014年10月26日2015年10月25日
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追加抽選ありありなしありなし
定員充足率96.9%101.1%103.9%106.9%-
申込者135,736106,799105,277105,060100,914
定員28,00028,00028,00028,00030,000
出走者27,13428,30729,09829,921-
完走者26,14927,09227,67428,067-

大阪マラソンは、第一回こそ定員割れしていますが、それ以降は定員以上にランナーが走っています。出走者のキャパシティには余裕がありそうで、特に2014年は2000人もオーバーでした (そして完走しなかった人も2000人近い) 僕も一度だけ走りましたが、コースは終始、街中なので道幅も十分あるように感じます。(苦しかったので途中の記憶があいまいですが。)

神戸マラソン

2011年11月20日2012年11月25日2013年11月17日2014年11月23日2015年11月15日
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追加抽選なしありなしありあり
定員充足率114.7%95.6%101.5%97.8%
申込者数52,33757,52863,08565,72765,329
定員18,00018,00018,00018,00018,000
出走者20,64217,21518,26717,597
完走者20,10316,81817,81617,213

神戸マラソンは、定員の充足率がオーバーとアンダーが交互に来ていて、運営側の苦悩が見てとれます。特に2012年はまさかの大阪マラソンと同日開催で、大阪へ流れる人が多かったからでしょうか。追加当選しても定員を満せなかったようです。

今年2015年はまもなく追加当選の有無がそろそろ発表されるはずですが、交互にありなしが続いているので、今年は「なし」か!? (安直でスミマセン)

京都マラソン

2012年3月11日2013年3月10日2014年2月16日2015年2月15日2016年2月21日
<r><r><r><r><r>
追加抽選ありありありなしなし
定員充足率94.0%99.7%96.4%100.7%
申込者数48,43647,13453,28159,92965,242
定員14,80014,90015,90015,90015,900
出走者13,91314,86015,32116,004
完走者13,25914,10814,39415,229

(2015/10/22追記) ※申込者数は一般枠のマラソンのみの数字です。

京都マラソンもかなりの申込者数があるものの、実際には少し定員割れか、ほぼ定員通りの出走数になっています。入金したけれど実際に走らなかた人がどの程度いらっしゃるのか不明ですが、かなり当選者数を絞り気味にして、できるだけ定員を越えないようにコントロールされているように見受けられます。

僕も何度か走らせてもらいましたが、京都マラソンのコースは非常にバラエティに富んでいて走る人を飽きさせない楽しさがあります。ただ河川敷など幅が狭い箇所があるので、あまりキャパに余裕がないのかもしれず、その辺が関係しているのかもしれません。もしくは京都府警に厳しく言われているだけなのかな??

定員割れはだめよー

僕は今回の3大会に関してはそれなりに応募してきましたが、なかなか当選することは難しい印象です。(関連記事はこちら)

入金した人数というのは公表されていないようでわかりませんが、入金した人数が定員以上になっていても、結局、出走されなくて出走者数が定員を割ってしまった、という可能性もありえます。

ただ、かなりの手間と予算の大規模な大会なんだから、定員に満たない時があるのはもったいないと思いました。