マラソンでの事故に注意する
マラソン大会で、走りながらウェストポートやポケットから何かを取り出すことってありませんか? 僕はあります。
そんなとき何かを落して
あっ!!!
っと思わず立ち止まってしまう。
こんなことは絶対やってはいけません。後ろから来るランナーと衝突します。危険です。
そんなのは当たり前じゃんと思うでしょう? みんな頭ではわかっているのです。わかっていても、とっさのことだから思わず止まってしまうのです。
なぜ、こんなことを書くかと言いますと、実際に僕がやってしまったからです。
正直、冷や汗ものでした。それは大阪マラソンでのこと。たぶんまだ10kmにも達しない地点で、まだまだランナー同士の距離が近かかったと思います。
走りながらウェストポーチから何かを取り出したとき、絆創膏がはらはらと落ちてしまった。拾わなくてもよかったのに、反射的に脚を止めてしまったのです。
あ、やばいと思ったときには時すでに遅し。
後続のランナーさんとすこし接触してしまいました。そのランナーさんは当然何も悪くないのですが謝りながらそのまま走って行かれました。たぶんほんの2、3秒の出来事だったと思います。あわててすぐに走り始めました。
今、思い出してもぞっとします。恥かしすぎます。ふだんから周りを意識して走っているつもりだったのでショックでした。
大事には至らずよかったものの、一歩間違えれば大きな事故になっていたでしょう。(あのときのランナーさん、周囲のランナーさん、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。)
というわけで、少しでも心に留めていただけれたら幸いです。
とはいえ、人間はミスをするものだから、注意だけでは不十分ですよね。中身が落ちないように固定したり、落ちてもいいように紐などで固定するなど対策をしておいたほうが安心でしょう。
しかし、この記事を書きながらあれこれ考えていると、結局、ランナーとは本来は何も持たないで走るべきなのでは?という気にもなってきます。市民ランナーは携帯だサプリだとあれこれ持ちすぎなのではないか。うーむ、何が正解なんだろう?