マラソンの応援が楽しくなる場所は?
少し前の話になりますが、2月21日に催された京都マラソン2016の応援へ行ってきました。
去年に続いて2度目の応援ですが、今年はさらに楽しくて、時が経つのも忘れて応援していました。なぜ楽しかったのか。理由は単純なことです。
どこで応援したか
まず応援に行った場所が去年とは違いました。去年は河原町通り、今年は鴨川の河川敷です。
河原町通りは、5, 6人が並んで走れる幅なのに対して、鴨川は、場所にもよりますが、自分のいたところだと3, 4人の幅です。人で混雑していたエリアを避けて少し移動したら、たまたま狭いところだったのです。
場所が違った結果
意図せず選らんだ応援場所でしたが、意外にもこれが当たりポイントでした。
応援しやすい
結果的にランナーとの距離がぐっと近くなりました。去年の河原町とは全然違う感覚です。コースの向こう側を通過していくランナーも近いので、声援もしやすい。
ハイタッチが増えた
昨年と同じように、ハイタッチするために手を差し出していました。コースがせまい分だけ、コースの端を通過するランナーの割合も増えるのか、前回よりもハイタッチしてくれる割合が明らかに高かった。
せっかくだからアプリでも使ってカウントしておけばよかったです。平均10秒に一回ぐらいはハイタッチしていたかもしれない。もしそうだったらら、1時間半は応援していたので540人のランナーさんとハイタッチしたことになります。ほんまかいな。その半分だとしても270人。どっちにしてもすごい数。
いろいろなハイタッチを楽しんだ
とにかく、たくさんハイタッチをしていると、同じハイタッチとはいえバリエーションがあることに気付きます。ソフトタッチからハードタッチ。グーでしたりパーでしたり、いろいろです。掛け声も「がんばれー」「ありがとうー」みたいな定番から、「イェーイ!」と気合入りのハイタッチまで様々です。
ハイタッチにも波もあって、誰かがハイタッチすると後続のランナーも続きやすいのか、連続でハイタッチになることが多かった。
手を差しだしている僕を見つけやすかったのか、わざわざこちらまで近寄ってハイタッチしてくれた男子ランナーさんもいました。
手を上げたままでよそ見をしていたら、ふいに、ハイタッチしていってくれるランナーさんもいました。
とにかく去年よりもハイタッチ率の高さに驚きで、それはきっと場所が関係あるのだと感じました。
中国語でも応援した
台湾からのランナーさんが目立ちました。中華民国の国旗がついた服装の人が多いのですぐにわかるのです。
いっしょにいた連れが中国語を勉強中だったので、「頑張れ」は中国語で「加油」(ジャーヨー)と言うのだそう。試しに声援してみたら、それで通じたのか、驚いてこちらへ振り返ったり、「謝謝」(シェーシェー)と笑顔で返してくれたりと、なかなかいい経験ができました。
相手からも「加油」と返されることもあったけれど、あれは「おまえもがんばれよ」ってことなのだろうか?
森脇健児さんともハイタッチ
今回、有名人のランナーは誰が走るのかは全くチェックしていなかったので、いきなり目の前に森脇健児さんが走ってこられたのでびっくりです。おもわず「森脇さん、がんばってくださーい」と反射的に声をかけてハイタッチしてもらえた。大阪マラソンの応援にも来られていたので二回目です。
こういうのも狭いところだったからこそ、声をかけやすかったわけで、ラッキーでした。
1時間半があっという間だった
そういうわけで気付いたら1時間半があっという間でした。3時間半のペースランナーから5時間半のペースランナーを見届けました。
本当は最後のランナーまで見届けたかったけれど、都合が悪くて退散です。
そもそも僕が応援に行くようになったのは、自分が走ったときにいただいた声援&ハイタッチへの恩返し的な意味あいが強かったのですが、そんなことも忘れて単純に応援を楽しんでいました。
つまり
市民マラソンの応援は、広いコースよりも狭いコースを選んだほうが、応援しやすいし、楽しいのです。
もし、ハイタッチで応援したい人は、道幅が細めのコースが狙い目だと思います。(もちろん声が大きくて目立つのを厭わない人なら、どんな場所でもいっしょでしょうが・・・)
もちろんランナーの邪魔にならないように注意しましょう。
他のメリットとしては、知人を見つけやすかったです。
ちなみに今回の反省点の一つは、手袋をしていなかったことです。たくさんのランナーとハイタッチをしたので、さすがに手がちょっと腫れてしばらく痛かった。