京都マラソン2016の追加抽選
(2017/10/06 追記) 京都マラソン2018の追加抽選については次の記事をご覧ください。
京都マラソン2018の追加抽選はあるか?
本日、京都マラソン2016の追加抽選は行なわれないことが、公式ホームページで発表されました。
私自身は第一回大会から3回連続で当選していましたが、その後、2回連続での落選が確定しました。
残念ではありますが、追加抽選がないということは京都マラソンの人気が高まってると思えるので、京都市民としては嬉しいところです。
このまま京都マラソンの人気が定着していけば、以前のように追加抽選が行なわれることはなくなるかもしれません。
増えつづける申込者数
実際、申込者数は増加傾向にあります。大阪マラソン、神戸マラソンは横這いになってきていますが、京都マラソンを走りたいと思う人は増え続けているのです。
(以前の記事 → 大阪マラソン、神戸マラソン、京都マラソンは今までどれぐらい追加抽選をしたのか?)
レビューの高評価
RUNNETでの評価も年々あがっています。
個人的には第一回大会のときの評価で、上から目線の批判的なランナーが結構いたので嫌な気持ちになったのでそれから見てませんでした。課題はあったにせよ、第一回から素晴しい大会だったのに・・・。
と思っていたら、公式サイトの次のお知らせを見落していたのですが、 2015.09.04 ランナー募集結果をとりまとめました。
次の広報資料のPDFがリンクされていました。 「京都マラソン2016」ランナー募集結果について
この資料では、人気が高まっている理由として
・ 大会開催5回目を迎え,ランナーや市民の皆様の間に京都マラソンが定着してきたこと ・ 市民ボランティアの活躍や,沿道の熱い声援への高評価はもとより,ランナーの意見を取り入れて毎年改善を重ねていることにより,年々ランナー評価が上がっていること(過去4回のランナー評価:73.9点→82.6点→89.2点→92.4点) ・ ボランティア経験者枠新設・仙台国際ハーフマラソンとの提携など,第5回大会記念事業が好感をもって受けとめられていること など (平成27年9月4日 「京都マラソン2016」ランナー募集結果について 文化市民局)
と分析されていました。これでRUNNETでの評価が高くなっていることを知ったのでした。
改善でいえば、大会後、ランナーのみならず地域住民からもアンケートをとられています。(家に調査員の方がアンケート用紙を配りに来られました)
定員は変わらない
第一回から定員はほとんど変更がありません。だから倍率も上る一方です。
魅力的なコース
そもそも京都マラソンはコースがとてもいいのです。桂川や鴨川の自然も豊富で、街もあり、神社仏閣もある。次から次へと趣の違う風景が登場するので飽きることがありません。
ランナーとして有名な村上春樹氏が雑誌で、思い出に残る場所を3つ選ぶとしたらどこか?との質問に
それから、京都に行くといつも鴨川沿いを走るんです。御池あたりから上賀茂まで橋をいくつもくぐって走って帰ってくるとちょうど10kmぐらい。あそこはいいですよね。 (Number DO April 2011 文藝春秋)
と答えられています。御池の手前の丸太町から上賀茂までは京都マラソンのコースです。
期間限定の「村上さんのところ」という読者との交流サイトでも鴨川はときどき登場してました。あんまり関係ないか。
追加抽選は2大会連続で行なわれなくなった
そして今回の追加抽選なしの決定です。第1回から第3回までは追加抽選はありましたが、第4回以降は行われていないことになります。
評価が上って辞退者が減ったのかもしれないし、今までよりも当選数を増やしただけかもしれない。事実はわかりませんが、運営側からすれば、基本的には追加抽選なんてやりたくないですよね。想像ですが。
というわけで、落選したランナー(自分のことです)が、追加抽選に望みをかけるというパターンは、そろそろやめたほうがいいかもしれない、と悟った話でした。