マラソンを応援する側にまわって嬉しかったこと
京都マラソン2015から7ヶ月ほど経ちました。
僕は残念ながら落選でした。2012年から幸運にも毎年当選していたのですが運も尽きてしまったようです。代りにボランティアに参加しようとも考えたのですが、まずは純粋に応援しに行ってみたい。
というわけで、今までは応援されていた市民ランナーが応援する側に変わってみた話です。
そもそも僕は陸上競技に全く関心はありませんでした。アスリートな駅伝やマラソンへの応援に行ったことはありませんでした。
しかし自分が下手なりに「走る人」になり大会にも参加するようになって、自然とプロの世界にも興味が出てきました。京都市内で開催される駅伝などには応援へ行くようになりました。
そして今年、ついに京都マラソンで応援デビューしました。
応援の種類
とはいえ、応援とはどうすればいいのか?
応援される側から見てきたこととは
- 手拍子する
- 「がんばれ」コールする
- ゼッケンのニックネームをコールする
- ハイタッチする
- おもしろいことを言って笑わせる
- アイシングスプレー(エアーサロンパス)を使ってもらう
- 飴などの提供
といったところでしょうか。
僕は人前で大きな声を出すとか、目立つことは得意ではありません。その上、応援に行った沿道は見物人はそこそこおられるけれど、手拍子するとか声を出して応援するという人はあんまりいなかった。
正直、こんな状況で応援するのは気恥ずかしかった。
実際に応援したこと
ひぇぇぇ、こんなに応援するのって恥しいものか! 周りも声出して応援しているような場所なら、そんなに気恥ずかしくないかもしれない。正直、手拍子するだけでも緊張する。
それでも少しずつ頑張って
- 手拍子する
- 「がんばれ」コールする
- ゼッケンのニックネームをコールする
- ハイタッチする
以上はなんとか実行してみました。
ニックネームをコールする
特にニックネームをコールするのは、自分も大会に参加してる感じがするし、ランナーさんの反応が様々でおもしろい。
自分がいたのが30km以降なので、苦しそうなランナーさんが多いところです。自分のニックネームが呼ばれてびっくりされてる方、クールに「うっぃす〜」と颯爽と走りさっていく方。女性ランナーの場合、知らん野郎から応援されて引いたりされないかと思ったけれど、「ありがとうー」と笑顔を返してもらったりして嬉しい。
とはいえ、通過する人は多いので全員のニックネームは呼ぶことは不可能ではありますが。
それとニックネームの漢字やアルファベットの読みかたが判らない場合も結構ありました。呼ばれることを期待するなら読みやすいほうがいいのではないでしょうか。
とにかく、そうやって時々ニックネームを呼んでみたり、手拍子だけをしていたり、ハイタッチしたりと応援を実践していたわけです。
ありがとうの一言
ある時、コース中央付近を走っていたランナーの方が、わざわざ向こうから「ありがとう!」って遠くから大きい声で言ってくださったのです。
あれはとても嬉しかった。
いかにもスポーツマン風でイケメンの爽やかな方でした。
こっちの応援に応えてくださっただけなのかもしれませんが、やっぱり嬉しいものですね。
想像していた以上に応援するのも大変だったけれど、学ぶことも多くて有意義でした。
あの時、応えてくださったみなさんありがとうございました。